活動報告

キャッシュレス決済の落とし穴

(2019年11月18日)

こんにちは。ITサポーター まちLINKSです。

さて、昨今流行りのキャッシュレス決済。
今では多くの方が活用されており、Yahoo!とLINEが経営統合する事で、更なる普及が予想されますが、便利な一方でこんな危険性も含んでいますので、ご注意下さい。

クレジットカード不正利用による被害額は年間200憶円で、増加傾向にあります。それにもかかわらず、日本はまだカードによる決算後の確認を暗証番号の入力やサインで済ませられてしまうといった、セキュリティ対策への認識の低さが気になります。
ならば海外ではというと、サインの代わりに4桁から6桁のピンナンバーを端末に入力する事が多いです。
例えば、アメリカでは電子サインと暗証番号の2つを求める店もありますが、紙へのサインは求められません。また、イギリスでは政府主導で早くから銀行などに積極的に対応を徹底するよう求めてきました。1回の限度額が数千円と低く設定されているコンタクトレスカードが主流であったり、銀行はネットバンキングの利用者に端末を郵送し、サイト上で暗証番号を入力するだけでなく、入力後に改めて通知された暗証番号を入力する二重認証システムを採用しています。

現在、日本では限度額によるセキュリティーはおろか、防犯システムによる対策がほとんど構築されていません。

便利な裏には危険も待ち構えている事を、忘れないようにしたいですね。

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